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    介護福祉士(ケアワーカー)


    日常生活に支障をきたすような身体的・精神的障害をもった人にたいして、食事や入浴・排泄などの介助をおこない、自立生活のための支援をする介護業務。介護福祉士(ケアワーカー)は、この分野で唯一の国家資格として認められており、まさに介護のスペシャリストといえる存在です。介護職としての信用度はもっとも高く、また最近の急速な高齢化社会の進行に有資格者数が追いついていないため、各関連施設からの需要が特に高い職種といえます。

    介護福祉士を名乗るには、国家資格が必須です。資格を取得するには2つの方法があり、1つは厚生大臣が指定する養成施設を卒業する方法。もう1つは、福祉施設や病院等で3年以上介護の実務経験をつむか、あるいは高校などで福祉についての所定の科目を修めたのち、国家試験を受験して合格する方法です。試験は年1回、筆記試験と実技試験があり、合格率はおおむね40〜50%台となっています。

    介護福祉士の就職先は、おもに老人ホームやデイサービスセンター、障害者施設などをはじめとする各施設。正社員・契約社員・パートなどの勤務形態にかかわらず、きわめて高い需要があり、就職先がなくてこまる、というようなことはまずないでしょう。しかし、収入の面においては、医療の世界などと比較すると、残念ながらかなり低いのが現状です。周りのスタッフや利用者とのコミュニケーション能力にすぐれ、介護という仕事に強い興味を持っている人にとっては、とてもやりがいのある仕事ですが、とにかくお金を稼ぐことを仕事の目的とするタイプの人には不向きでしょう。

    この職業に従事するためには、介護への正確で豊富な知識を持っていること、自身が健康で介護支援をするだけの体力があることなども、欠かせない資質であるといえます。見学やボランティアを受けつけている施設も多いので、まずは自分で仕事を体験して、適性をたしかめてみるのもいいでしょう。

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