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MR(医療情報担当者)
MR(医薬情報担当者)は、医薬品を安全・適性に使用するために、医師や薬剤師などの医療・医薬業務従事者にたいして、医薬の効能や安全性などの情報を提供しつつ、副作用の報告および情報を収集する職種です。ちなみに医薬情報担当者をあらわす「MR」とは、この職種の英語表記「Medical Representative」の略称。世間では、こちらの呼び名が一般的のようです。
MRの仕事につくために法律上で必要とされる資格は、ひとまずは存在していません。しかし、実際のところは、ほとんどのMRがMR認定試験を受けて資格を取得しているようです。クライアントにたいする信用力という点を考慮しても、このMR認定資格は事実上の必須資格といっていいでしょう。受験するためには、医薬情報担当者教育センターが指定した一定基準以上の研修をうける必要があります。この研修は勤務先の製薬会社などの社内でおこなわれることがほとんどで、実務をこなしながら勉強し、試験にのぞむという流れになります。合格率は70〜80%台の高い水準で推移しており、しっかり実務にいそしみながら勉強をしていれば、難易度はさほど高くないといえるでしょう。
MRの就職先は、やはり製薬会社が圧倒的に多く、自社の医薬品普及を目的に、その使用のための情報提供や収集をするという、営業活動的な内容となります。ただし営業といっても、そこであつかうのは医薬品情報。人命にもかかわる仕事ですので、営業目標や利益追求のために、この社会的責任をないがしろにするのはもってのほかです。MRとして求められる資質としては、責任感の高さと正確性、営業活動をおこなうにあたってのコミュニケーション能力、そして豊富な知識力などがあげられます。この仕事のクライアントは医療従事者ですので、生半可(なまはんか)な知識ではとうてい通用しません。常に最新の知識や情報を積極的に収集する姿勢が求められます。いっぽう待遇面については、製薬会社という業態そのものがかなり安定していることから、平均的な収入はかなり高い水準にあるといえるでしょう。
製薬会社の評価・業績は、MRの仕事ぶりにかかっているといっても過言ではありません。いくらいい薬を開発しても、MRの情報提供能力が低ければ、クライアントにその魅力は伝わりません。このため、各社も独自の教育体制を整えるなど、資質向上のための工夫をこらしてサポートしています。会社のため、そして社会のため、努力を惜しまない。MRという職には特にその姿勢が大切だといえるでしょう。
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