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放射線技師
放射線技師(診療放射線技師)とは、病院や検診センターなど医療関連の施設において、医師や歯科医師の指示のもと、レントゲンをはじめとした放射線使用をともなう医療機器をあつかう職業です。ただ、最近ではMRIなど放射線を使用しない機器もあつかうようになっていますので、医療の画像検査に関係する分野を全般的に担当すると考えてもいいでしょう。
放射線は病気の早期発見などに欠かせないものですが、同時にあつかいを間違えると大変危険なものでもあります。この仕事をこなすには、放射線の使用と管理にたいする専門的な知識はもちろんのこと、医療機器の急速な進歩にもすぐ対応できる適応力も重要となってきます。また、機器を前にした患者の不安や緊張をほぐせるようなコミュニケーション能力も求められるでしょう。
この仕事につくためには、診療放射線技師の国家資格が必須条件となります。この試験は、文部科学大臣が指定する学校または厚生労働大臣が指定する養成所において、3年以上にわたり知識と技能を習得するなど、一定の条件を満たしていなければ受験できません。合格率については、かつては80%台が中心でしたがここ数年は70%台となり、2006年の試験にいたっては63%にとどまっています。けっして楽な試験ではないといえるでしょう。
資格取得後は病院や検診センターなどの医療関連施設に就職するのが一般的ですが、放射線機器のメーカーや、医学の研究所などで働く人もいるようです。収入については就職先によって幅はありますが、全体的に見ればやや高めの水準といえるでしょう。
放射線をあつかうこの仕事には、最先端の知識と技術を常に要求され、さらに患者・医療スタッフ・自分自身の放射線被爆を必要最小限にとどめられるよう気を配らなければならないという、きわめて重い責任がのしかかってきます。ですが、それだけに専門性も高く重宝される存在となっています。高度な専門知識をもつ放射線技師の活躍の場は、今後よりいっそう広がっていくことが期待できるでしょう。
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