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ソーシャルワーカー


近年、注目を浴びる福祉業界。ソーシャルワーカーは高齢者や障害者など心身に何らかの不自由をかかえ、日常生活に支障や困難をきたしている人にたいして、福祉制度を生かした助言や援助をおこないます。同様の職種にはケースワーカーが挙げられますが、特に両者のはっきりとした区別はありません。あえていうなら、イメージとしてソーシャルワーカーは医療系を指すことが多く、ケースワーカーは生活保護関連などを指すことが多いといったところでしょうか。福祉の幅広い知識と的確な判断力、そして豊かな人間性が必要とされる仕事です。

ソーシャルワーカーという名称は福祉関連の相談をおこなう職業を指すだけのものにすぎず、この職を名乗るために必須とされている資格は現在のところありません。しかし、これではスキルの裏付けがないため、やはり客観的な評価がほしいもの。そこで最も代表的な資格となるのが、国家資格である社会福祉士資格です。ソーシャルワーカーという職名は誰でも名乗れますが、社会福祉士と名乗れるのは有資格者のみ。病院等ではまずこの資格所有を応募条件としているケースが多く、ぜひ取得しておきたい資格です。この試験を受験するためには、たとえば福祉系の4年制大学で指定科目を修了することなど、一定の条件があります。合格率はおおむね25〜30%そこそこといったところで、決してやさしい試験ではないようです。また、精神保健の分野に特化したソーシャルワーカーの国家資格としては、精神保健福祉士といったものがあり、こちらの合格率は60%台と、やや高めの水準です。こちらもあわせて取得できれば、活躍の場はますます広がることでしょう。

おもな就職先としては、病院・老人福祉施設・障害者施設などが挙げられます。国公立病院などで公務員として働いている場合、収入は各自治体の給与基準によりますが、一部では専門職として優遇されているケースも。民間では待遇にかなりの幅がありますが、おおむね標準的な水準に近いといったところでしょうか。ソーシャルワーカーは現時点では認知度がまだ十分とはいえない職業ではありますが、今後の高齢化社会の進行などを考えると、ますます需要が高まっていくのは間違いないといえるでしょう。

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