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柔道整復師
柔道整復師は、骨格・筋肉・関節のゆがみや緊張そのものを手技などで改善し、骨折やねんざのリハビリの手段などとして使われている「柔道整復術」をおこなう職業。柔道の技や呼吸法などの原理が起源となっていることから、この名が使われています。また、骨格などに直接手技で働きかけるこの施術方法は、整体(カイロプラクティック)などと似たイメージをもっていることもあり、これらと混同されがちですが、整体は単なる民間療法・民間資格にすぎません。それにたいして柔道整復師は、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師と同様に国家資格として認められた存在。骨格などのゆがみを改善するプロフェッショナルとして、国からのお墨つきをもらっています。柔道整復術を使うことが法律で認められているのは、この有資格者または医師のみです。最近の傾向としては、骨折やねんざなどのリハビリといった本来の「接骨」「ほねつぎ」業務よりも、肩こりや腰痛などの症状改善のために施術をおこなうといったケースの方が主流になりつつあります。
柔道整復師となるためには、国家資格試験に合格しなければなりませんが、この受験資格を得るためには、文部科学大臣または厚生労働大臣の指定をうけている大学や専門学校などの養成施設において、3年以上知識や実技を学ぶ必要があります。国家資格試験の合格率は例年70%台という、比較的高い水準です。
就職先としては、接骨院や整骨院および整形外科・介護施設・リハビリセンターなどといったところが代表的で、まず数年間こういった現場で修行し独立開業を目指すという人が多いようです。また、スポーツ障害などにたいしても広く対処できるこの職の特性をいかし、各種スポーツ関連施設で、スポーツトレーナーなどの道を歩む人も増加してきています。各方面からのニーズが高い職業ですが、資格試験の受験者数も年々ハイペースで増加中。有資格者内での競争は激しくなってきているといえます。独立開業をする場合は、技術面とともにサービス面などでも、他と差をつけるための努力をすることが必要になってくるでしょう。
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